【パチンコ体験談】6000発の出玉が見る見る無くなっていった

岡山県/10代後半男性　tanichampiさん

年齢19歳、職業は学生の男性です。パチンコ店に足を運ぶ頻度は一月に1回程度と比較的少ないほうかと思います。私自身パチンコには精通していませんので初心者目線で書かせていただきますが。今回は負けの体験談です。それまでの私は比較的勝つことのほうが多い傾向にありパチンコにどハマりしていました。

今思うとビギナーズラックであったことを確信していますが、本当にパチンコを打つ度に万単位で勝っていました。勝ってしまうと調子に乗るのが人間の性です。その日も勝つ予定でパチンコ店に足を運びました。午前中に入店し、ルパンなどの有名な台を転々とします。（あまりに無知であるために各台の数字を確認するようなこともしていません）

多くので単発でのかかり、もしくは出ないといってところでした。そのような流れで「CR戦国乙女～花～」という台が目に飛び込み、回してみればすぐにヒット！その台でその日5000円程のアドヴァンテージを獲得しました。その日の勝ちを確信しながらも欲を出し、「CRFマクロスフロンティア」の台に座ることにしました。

私自身マクロスの内容は全く把握していませんでしたが、マクロスの名曲「ライオン」をはじめとする有名なアニメソングを多く知っていたので興味がありました。その台は、派手な演出とBGM、さらには聞きなれたアニメソングなども流れるので大興奮し、意地でもこの台で勝ってやろうと次から次へとパチンコ球を飛ばしました。

6000発程あった持ち球は、見る見るうちに無くなり、ついには使い果たしてしまったのです。その上、意地でも勝ちたい気持ちと根拠の無いパチンコに対する自信から持っていた千円札をすべてつぎ込み、たった一つの台でありえないほど回し続け大敗しました。今思うとどれほど馬鹿なことをしていたか痛いほどにわかります。

そのとき学習したことがあります。それは、パチンコやスロットの他の娯楽との違いです。ゲームセンターや、ボウリングなどのような普通の娯楽というものは、払ったお金の金額に対して楽しさを提供してくれます。しかし、パチンコやスロットなどの場合はお金を使えば使うほどにストレスを与えられ、反対に楽しめた日にはお金を貰えるという矛盾があるのです。

私はまさにこの矛盾に魅了され、根拠のない自信の結果が大負けということです。ティーンエイジの私はお金のシビアさを体感することができたと前向きにとらえていますが、それ以降パチンコ店に足を運ぶことは格段に減りました。