兵庫県/20代前半男性 shuchanyanaさん

私がパチンコ・パチスロを始めたのは高校一年生の時です。年の離れた従姉妹に誘われて一緒に行ったのが始まりでした。初めてパチンコ屋に入ってどこにお金を入れるのかどういう仕組みになっているのか全く分からなかったので、「とりあえずこの台に座って打ってみ」と言われるがまま、「アイムジャグラー」というスロット台に座り、従姉妹に教えて貰いながら打ちました。私はゲームセンターで100円のスロットを打ったことがあったので1000円だけやってみたいという好奇心から始めたのですが、たまたま千円で当たってしまい連チャンをして1000円が1万5000円になりました。

当時私は、アルバイトもしておらず、こんな簡単にお金が増えるのだという感覚になりそこからはまってしまいました。高校生の2年間はとにかく学校が終わると打ちに行くという生活になり派遣のアルバイトで単発のお仕事をするだけで週何回っていうアルバイトはせずにパチンコ屋に通っていました。最初はどの台が良いかなんて分からなくて、ひたすら直感で座っていたもののその時は運が良かったのかほぼほぼ負けることはなく、勝ちまくっていました。

パチスロは最初は「ジャグラー」から始める方が多いといわれています。そのジャグラーを打つという生活を半年ほど続け慣れてきた頃に、ほかの台も打ってみたいという感覚になりATやARTと呼ばれる機種にまで手を出すようになりました。それらの台の面白いところは、いつ終わるかわからない、何枚出るかわからないというところです。勝てるときはいっぱい勝てるけど負けるときはとことん負けるということを知らずに打ち始めました。最初の一年ほどは勝って順調だったのですが負け始めたら負けまくりの生活。

これじゃダメだと思い、高校三年生の時にアルバイトを始めてスロットを辞めようと思って辞める決意をしたにも関わらずに給料が入ると打ちにいくという生活から抜け出せずに現在まで至ります。パチンコをうつ人は感覚が麻痺しています。1000円の重みを何もわかっていないです。今は昔ほど行っていないのですが暇とお金があれば行ってしまいます。

パチスロを本気で辞めたいのであれば、趣味を持つことをおすすめします。朝早くからパチンコ屋に通う原動力があるのであれば違うところに回したほうが良いです。学生のうちは好きなようにお金を使っていいですが、社会人になってせっかくの休みをパチンコやパチスロに潰すというのは勿体ないです。勝った所でその勝ったお金は絶対にまたパチンコ屋にいく軍資金になります。負のサイクルです。自分自身を含めパチンコを辞める人が増えることを願っています。