昭和時代のアニメとして子ども達にも人気があった仮面ライダーが、パチンコに登場したのは、確率変動が5回までと規制されていた頃でした。大当たり確率も、現在のMAXタイプと比較しても高いため、それなりに遊べたのが記憶として残っていますね。

グラフィック面は最新の機種には及ばないものの、テレビアニメを忠実に再現しているため、むしろ飽きが来ませんし愛着を持って打てた台のひとつのでもありましたね。大当たり確率が比較的高かった割には、爆発力もそこそこあり、短い周期で確率変動の大当たりを引ければ、5万円の勝ちはそんなに難しくはありませんでした。

ちなみに、同じホールで3日間で25万円勝った記録がありますが、いずれも仮面ライダーを打っていた時でした。演出にも工夫がこなされていて、ショッカーや女子大生の色の違いにより大当たり期待度が変化するため、頻繁にそれらの演出に発展するかしないかで、打つべきか打たないか判断できましたので、比較的台の調子を掴みやすかったですね。

数ある演出の中で、特に熱かった詠出はライダーベルト予告で、発生さえすれば大当たり確率は飛躍的にアップし、もしベルトが赤に光れば確率変動確定のおまけ付きでしたので、とにかく期待感を持ちながら打てました。人気台らしく、どこのホールにも設置されていましたので、マイホールから撤去されればちょっと遠くまで遠征して打つほど嵌っていましたね。

その当時は、激しい連チャンも規制を受けていた最中ですので、台選びさえ間違えなければ、そこそこ勝てたのも事実ですよ。仮面ライダーの置いてあったマイホールは、よく遊んでいる友人の家と比較的近かったですので、3万円以上勝った時は、よくその友人と焼き肉を食べに行って祝杯しました。

今でも、焼き肉は副業などで稼がないとお金の面で中々行けないのは事実でありますし、普段立ち食いそば屋さんで食べるのは訳が違いますので、パチンコで勝った時の副収入の効果は大きかったです。初代仮面ライダーシリーズが大ヒットし、続編も出ていますが大当たり確率が低くなったのが印象に残っているため、殆ど打たなくなりました。

最近は、パチンコ人口が減少していますが、大当たり確率が低くなり、到底小遣いの範囲内で遊べなくなったのがひとつの要因ではないでしょうか。その反面、初代仮面ライダーが設置されていた時代は、連チャン回数が規制されていたものの、確率変動さえ引ければそこそこ勝てましたし、その当時のホールはまだまだ繁栄していましたよ。