東京都/40代前半男性 kamehitoさん

群馬県出身の男はギャンブル好きな人が多いと言われています。県民性とは言いますが、それだけではなく競馬場を除く、競艇場、競輪場、オートレース場が揃う、ギャンブルするにはもってこいの県なのです。そのギャンブル好きが多い県、群馬県出身の自分は、それほどギャンブルが好きではなく、コツコツと稼ぐほうだと思ってました。自分の周りの友達は、オートレースや、競艇の話をしているのはよく聞たきましたが、自分はやらないな?と、思っていました。

高校を卒業して、東京の専門学校に通うようになり、群馬県を離れましたが、お盆とお正月は帰省してました。ある年末、帰省した時に友達数人と久々に飲む約束をしていました。高校の時から一番仲の良い友達が車で迎えにきてくれましたが、他の友達との待ち合わせに少し時間があったため、友達が、「パチンコで500円勝負をしよう!」ということになり、早速パチンコ屋にいくことになりました。

500円だから、負けても悔しさもないし、すぐに終わるだろうと思っていました。すると、500円で始めたパチンコはあっという間に3万円になってしまいました。パチンコ慣れしてない自分は、あたふたしましたが、お店の人に聞いたりして、やっと換金できました。まさかの、500円で3万円の儲けが出たのです。年末だったからか、ビギナーズラックなのかわかりませんでしたが、とてもいい年末になりました。その儲けは友達と飲むのには使わず、東京まで持って帰り、何に使おうか考えてました。

結果、500円で3万円勝ったお金はパチンコにつぎ込むことにしました。この計算でいくと、かなりの額が儲かると思い、地元のパチンコ屋でまず500円からスタート。あっという間に飲まれ、1000円、2000円とすぐに飛んで行ってしまいました。その日はダメでも、次の週の休み、またその次の週の休みと、何度も足を運んでみましたが、一向に勝つ気配がなく、あっという間に儲けた3万円がなくなってしまい、それでも負け続け、結局1万円程足が出たところで、これはまずいと思いパチンコを止めることにしました。

せっかく儲けた3万円もなくなってしまい、しかも1万円の損失が出てしまい、ギャンブルはやるもんじゃないな?と、改めて感じた瞬間でした。ビギナーズラックというものは本当にあるもので、それだからといって調子に乗ってのめり込んでしまうと痛い目にあうことの方が多いと思うので、趣味の範囲程度でパチンコは楽しむと良いと思います。